【ドラジェ】
最近は、日本でも披露宴の引菓子としておなじみになったドラジェ。
その昔、花嫁のヴェールをちぎりドラジェを包んで、みんなにおすそ分けをしたというロマンティックなエピソードから、ドラジェサービスが始まりました。
古代エジプトの時代から、菓子は神々の奉献物として欠かすことのできない存在であり、古代ローマには“ファクトレス”と呼ばれる供物専用の菓子屋がありました。
中世ヨーロッパでも菓子の発達は、宗教行事とともに歩み、現在でもそのいくつかは伝統的な宗教行事の祝い菓子として残っています。
そのなかの一つが“ドラジェ”です。
フランス、ヴェルダンの薬剤師がアーモンドに砂糖と蜂蜜をかけた菓子を作ったのが現在の“ドラジェ”の原型となりました。
17世紀の初頭、アーモンドの一粒一粒に砂糖を幾重にも硬くコーティングしたドラジェの製法に成功してからは、その陶器のような外観が祝い菓子としての気品を備え、中に包まれたアーモンドやチョコレートの滋養に富んだ役割から、洗礼式、結婚式、子供の誕生祝いの菓子として欠くことのできない品となりました。
また、大変手間のかかる手作業であったことから、余裕のある階級で消費される貴重で贅沢な菓子でした。
ブルボン王朝時代には、砂糖菓子の急速な進歩により、宮廷内の貴族たちの間で“ドラジェ”やボンボンの取り持つ“甘い関係”があちこちで見受けられるようになりました。
貴族は貴婦人のご機嫌を取り結ぶため、宝石や金属、真珠などをあしらった素晴らしいドラジェ入れやボンボン入れをいつも離さず持ち歩いていました。
今では、色々な形、色調、味などの種類が増え、花やオブジェとして自由に活用し、食べるだけでなく見て楽しむお菓子として受け継がれています。
【MUCCI】
フランスのドラジェと並び、イタリアのコンフェッティは古来より結婚式や誕生日など祝い事の時にチョコレート装飾花を造り渡す伝統があります。
イタリアのコンフェッティはフランスと違い、鮮やかで情熱的な色合いです。
イタリアはフルーツやナッツなど穀物生産が豊かな土壌であるため素材本来の色味や風味を生かした製法で作っています。
その商品開発は1894年まで遡ります イタリア アンドレアにコンフェッティ研究室を開設。
130年間 基本製法は守りつつ常に味や色合いなどを進歩させてきました。
MUCCIの商品は2022年、クレールが正式に日本販売を認められました。
2024年イタリア建国記念式典には日本販売の功績が認められイタリア大使館より、式典参加の招待を受けました。
ムッチのコンフェッティは目を奪われるほど色鮮やかで芳醇な香りがしますが、香料や着色料は全て「自然由来」となっておりできるだけの無添加を追及しています。
加えてグルテンフリーであることも人気の一つです。
■名称
株式会社クレール
■本社
東京都渋谷区富ヶ谷1-14-13 メゾンテオブロマ 203
■電話
03-3466-0447
■創立
平成7年 9月22日
■資本金
1,000万円
■従業員
10名
■取引銀行
東京三菱銀行(玉川支店) 東京三菱銀行(代々木上原支店)
みずほ銀行(青山支店) 世田谷信用金庫(玉川支店)
■主要取引品目
ドラジェ(砂糖菓子)、MUCCI
カリソン 紅茶 キャンディー
■店舗
テオブロマ本店内
カカオストア&プリンカフェ448店内
ジェラテリア テオブロマ神楽坂店内
■主要輸入国
フランス,イタリアなど欧州諸国
米国 アジア諸国
■仕入先
サンエイト貿易株式会社 株式会社東京堂

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